ほくろ・いぼ
皮膚にできるほくろやいぼは、多くの方が気になる皮膚の変化です。多くは良性ですが、見た目の問題や、まれに治療が必要なものもあります。当院では形成外科専門医が診察を行い、状態に応じて適切な治療をご提案します。
ほくろの原因と主な特徴
ほくろは、色素性母斑(しきそせいぼはん)とも呼ばれ、メラノサイト(色素細胞)が皮膚の一部に集まってできる皮膚の良性腫瘍です。主な原因は、遺伝的な要因や紫外線による刺激などが考えられます。紫外線はメラノサイトを活性化させ、メラニン色素の生成を促進するため、ほくろができやすくなると言われています。
また、摩擦や刺激もほくろができる原因となることがあります。特に、下着の締め付けやアクセサリーの擦れなど、慢性的な刺激が加わる部位にほくろができやすい傾向があります。
注意が必要なほくろの症状と悪性黒色腫
ほとんどのほくろは良性ですが、まれに悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚がんであることがあります。悪性黒色腫は、早期発見・早期治療が非常に重要です。以下の点に注意し、気になる変化があれば早めに受診しましょう。
- ほくろの形がいびつになった
- ほくろの色がまだらになった
- ほくろの大きさが急に大きくなった
- ほくろの表面から出血する、かゆみや痛みがある
ほくろ治療ページはこちら>>ほくろ除去(レーザー・切除)
いぼの種類と感染リスクについて
いぼは、皮膚の表面にできる小さな盛り上がりで、いくつかの種類があります。
ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)
ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚に感染してできるものです。
加齢性いぼ(脂漏性角化症)
加齢とともに増える良性腫瘍で、顔や首などにできやすい特徴があります。
いぼは、傷口や乾燥した皮膚から感染しやすいと言われています。プールや温泉など、不特定多数が利用する場所では、足拭きマットやサンダルなどを介して感染することがあります。
いぼの悪性化と有棘細胞癌の鑑別
いぼ自体は良性の腫瘍ですが、稀に皮膚がんの一種である有棘細胞癌との鑑別が必要となることがあります。特に、高齢者や免疫力が低下している方にできるいぼは、注意が必要です。
当院で行っているほくろ・いぼの治療方法
症状に応じて、以下の治療方法を提案します。
CO2レーザー治療
炭酸ガスレーザーで病変を蒸散させる治療です。比較的小さなほくろや、盛り上がりのないほくろに適しています。傷跡が残りにくいのが特徴です。
| 主な特徴 | 出血が少ない、短時間で治療可能、顔の病変にも対応 |
|---|---|
| 適応疾患 | いぼ、盛り上がったほくろなど |
手術(切除術)
メスでほくろを切除する方法です。病理組織検査が必要な場合に選択されます。局所麻酔で行う日帰り手術です。
| メリット | 病理検査が可能、再発しにくい、正確な診断ができる |
|---|---|
| デメリット | 切除後は縫合が必要で、傷跡が残る可能性があります |
ほくろ・いぼ治療の費用目安
治療は保険診療または自費診療になります。当院におけるほくろ・いぼの治療費用の目安は以下の通りです。
| 区分 | 詳細 |
|---|---|
| 保険診療 | 医学的に治療が必要な場合、病理検査を伴う切除術 |
| 自費診療 | 美容目的のほくろ除去、加齢性いぼの除去 |
| 治療法 | 料金(目安) |
|---|---|
| 皮膚腫瘍摘出術(保険) | 5,000円~(大きさや負担割合により異なります) |
| レーザー治療(自費) | 6,600円~(大きさや個数によって異なります) |
※上記はあくまで目安であり、実際の費用は診察内容によって異なります。自費診療の場合、別途初診料・再診料がかかります。
ほくろ・いぼ治療のよくある質問
ほくろ・いぼは取ったほうがいいですか?
医学的に問題ないものは必ずしも取る必要はありません。見た目や引っかかりなどが気になる場合は除去を検討します。また、稀に皮膚がんとの鑑別が必要となる場合もありますので、心配な場合は受診をおすすめします。
悪性の腫瘍との見分け方は?
悪性のものは、形がいびつ、色がまだら、大きさが急に大きくなる、出血やかゆみがあるなどの特徴があります。気になる場合は、形成外科専門医にご相談ください。
レーザー治療は痛いですか?
レーザー治療の際には、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。痛みに弱い方は、麻酔クリームを使用することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
1回で治療は終わりますか?
多くの場合1回の治療で除去可能ですが、状態によって異なります。
当院の治療における3つの特徴
| 形成外科専門医が診察 | 皮膚腫瘍の診断経験のある医師が専門的な視点で診療を行います。 |
|---|---|
| CO2レーザーによる治療 | 顔の病変など、繊細な部位にも丁寧に対応可能です。 |
| 傷跡への配慮 | 形成外科の技術を活かし、できるだけ目立たない治療を心がけています。 |
ほくろやいぼは、多くの方が気になる皮膚の変化です。ほとんどは良性ですが、正確な診断が何よりも重要です。当院では形成外科専門医が診察し、必要に応じてレーザー治療や手術を行っています。気になるほくろやいぼがあれば、お気軽にご相談ください。
未成年の方の受診について
当院では、未成年の方の安全な診療のため、受診時より親権者の同意または同伴を必須とさせていただいております。
詳しくはこちらのページをご確認ください
