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青あざ(異所性蒙古斑・太田母斑)のレーザー治療【保険適用】

この青あざは治療したほうがいいのでしょうか?

お子さまの腕や足, 肩, 顔などにある青あざが気になり、ご相談に来られる方は少なくありません。

青あざの中には成長とともに自然に薄くなるものもありますが、自然には消えにくく、レーザー治療が勧められるものもあります。

当院では形成外科専門医が診察を行い、青あざの種類を正確に診断したうえで、保険適用となるかどうかや、治療の必要性について丁寧にご説明いたします。

このような症状はご相談ください

  • 腕や足, 肩, 背中などに青あざがある
  • 顔に青あざがある
  • 生まれつき青あざがある
  • 青あざが薄くならず残っている
  • 他院でレーザー治療を勧められた
  • 保険で治療できるか知りたい

保険適用となる主な疾患

当院では、以下の疾患に対して保険診療でレーザー治療を行っています。

  • 異所性蒙古斑
  • 太田母斑
  • 外傷性色素沈着(けがによる色素沈着・外傷性刺青)
  • 扁平母斑(保険適用となる場合)

※一般的なおしり(仙骨部)の蒙古斑や、しみ・そばかす・肝斑などは保険適用外です。

異所性蒙古斑とは

異所性蒙古斑とは、おしりや腰(仙骨部)以外の部位に生まれつきみられる青あざです。

腕, 肩, 背中, 胸, お腹, 足などにみられることが多く、通常の蒙古斑とは発生する部位が異なります。

原因

皮膚の深い層(真皮)にメラニンを作る細胞(メラノサイト)が残ることで生じます。

光の散乱によって青く見えるため、青あざと呼ばれています。

放置しても大丈夫?

異所性蒙古斑が悪性化(がんになる)することはありません。

ただし、通常の蒙古斑と比べると自然に消えにくく、大人になっても残ることがあります。そのため、見た目が気になる場合にはレーザー治療を検討します。

通常の蒙古斑との違い

  通常の蒙古斑 異所性蒙古斑
発生部位 おしり・腰(仙骨部) 腕・肩・背中・胸・腹部・足・顔など
自然に薄くなる可能性 高い 消えにくいことが多い
治療 原則経過観察 必要に応じてレーザー治療

他のあざとの違い

青あざにはいくつか種類があり、治療方法や保険適用が異なります。

あざの種類 特徴
太田母斑 顔の片側(まぶた・頬・額など)にできる青あざ
異所性蒙古斑 おしり以外の部位にできる青あざ
扁平母斑 茶色のあざ

自己判断は難しいため、形成外科専門医による診察をおすすめします。

当院のレーザー治療

当院では、Qスイッチルビーレーザーを使用しています。

Qスイッチルビーレーザーは、青あざの原因となるメラニン色素に選択的に反応し、周囲の正常な皮膚へのダメージをできるだけ抑えながら治療を行うことができます。病変の種類や濃さによって異なりますが、多くの場合は複数回の照射が必要となります。

当院では、お子さま一人ひとりにとって最も安全で適切な治療方法をご提案いたします。

※病変の部位や範囲、お子さまの年齢によっては、安全面を考慮し、全身麻酔での治療が可能な医療機関をご紹介する場合があります。

治療開始時期

青あざは早い時期から治療を開始できることがあります。

一般的には生後3か月頃からご相談いただくことが多く、病変の種類や大きさ、お子さまの状態を考慮して最適な時期をご提案いたします。

乳児期は病変が比較的小さく、色素も少ないことが多いため、早期に治療を開始することで、少ない回数で改善が期待できる場合があります。

一方で、病変の部位や範囲、お子さまの年齢などによっては、治療開始時期を慎重に判断することもあります。

保険診療について

異所性蒙古斑や太田母斑などの保険適応疾患では、健康保険を利用してレーザー治療を受けることができます。

  • 同一部位につき初回治療を含め5回まで保険適用となります。
  • 照射間隔は3〜6か月程度が目安です。
  • 自治体の子ども医療費助成制度をご利用いただける場合があります。

病変の状態によっては、5回の治療で十分な改善が得られることもあれば、追加治療をご希望される場合もあります。その際は、病変の状態やご希望を踏まえて治療方針をご相談いたします。

※通常、お子さまの医療費助成制度の対象となる年齢では、レーザー治療も助成の対象となることが多いですが、対象年齢や自己負担額は自治体によって異なります。詳しくはお住まいの自治体へご確認ください。

治療の流れ

  1. ① 診察
    形成外科専門医が診察し、病変の種類や保険適用の可否を判断します。
  2. ② 写真撮影・測定
    病変の大きさを測定し、経過を比較するための写真を撮影します。
  3. ③ 治療内容の説明
    治療方法、必要回数、副作用、治療後の注意点についてご説明します。
  4. ④ レーザー照射
    病変に合わせてQスイッチルビーレーザーを照射します。
  5. ⑤ 定期診察
    3〜6か月ごとに経過を確認し、必要に応じて追加照射を行います。

副作用・リスク

レーザー治療後には、一時的に次のような症状がみられることがあります。

  • 赤み
  • 腫れ
  • かさぶた
  • 炎症後色素沈着
  • 色素脱失

多くは時間とともに改善しますが、治療後は保湿と紫外線対策が大切です。

よくあるご質問

保険は使えますか?

疾患によっては健康保険が適用されます。診察時に適応を判断いたします。

治療は何回くらい必要ですか?

病変によって異なりますが、3〜6か月ごとに2〜5回程度の治療を行うことが多くあります。

麻酔は必要ですか?

病変の大きさや部位、お子さまの年齢によって異なります。

多くの場合は麻酔を使用せず短時間で照射が可能ですが、必要に応じて麻酔クリームを使用することがあります。

また、広範囲の病変や治療中の安静保持が難しい場合には、安全面を考慮し、全身麻酔による治療が可能な医療機関をご紹介する場合があります。

痛みはありますか?

輪ゴムではじかれたような痛みがありますが、照射時間は短時間です。できるだけ負担の少ない方法で治療を行います。

レーザーで完全に消えますか?

病変の種類や濃さ、部位によって改善の程度には個人差があります。

多くの場合は回数を重ねることで薄くなりますが、完全に消えることを保証するものではありません。診察時に予想される経過についてご説明いたします。

子ども医療費助成は利用できますか?

自治体の制度をご利用いただける場合があります。詳しくはお住まいの自治体へご確認ください。

形成外科専門医が診療します

青あざには自然に経過をみてよいものと、早めに治療を始めた方がよいものがあります。

当院では形成外科専門医が診察を行い、お子さま一人ひとりに合わせた治療方針をご提案いたします。

治療が必要かどうか知りたいというご相談だけでも、お気軽にご受診ください。

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